電気温水器・エコキュートの選び方とエコキュートの補助金制度

給湯器

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博士
博士

電気温水器とエコキュートの選び方を「電気料金」「価格」からご説明します。

助手
助手

合わせて、エコキュートを設置する場合の補助金制度についてもご説明します。

電気料金から選ぶ

電気温水器と電気暖房機器

電気料金から電気温水器を選ぶとしたら、電気料金の単価が安い深夜電力を契約し、マイコン型で通電時間を制御したお湯を沸かすのみの電気温水器が一番リーズナブルだと思います。

しかし、電気温水器の機能で、ぬるくなった浴槽のお湯を沸かす「追いだき機能」がある方が便利だと感じた場合には、貯湯タンク内のお湯の熱を使って浴槽のお湯を温めるため、その分電気温水器のお湯の温度が下がり、湯切れの心配が出てきます。

「追いだき機能」の追いだきのしくみにつきましては、以下の記事を参照してください。

もちろん、大容量の電気温水器を設置すれば、お湯は使い放題ですが、その分機器の値段が高くなり、深夜に沸かすお湯の量が増える分電気料金は高くなります。

暖房器具としては、深夜電力を使用して熱をため、日中にその熱を使用して暖房をする蓄熱暖房機が一番リーズナブルだと思います。

しかし、エアコンや電気パネルヒーター等を使用した場合、深夜電力ではなく、日中の単価が高い電気料金がかかります。

ガス給湯器等を使用している方が電気の契約をする場合は、「従量電灯B」のような通常回線の契約をしています。

しかし、電気温水器や蓄熱暖房機を設置している方は、「従量電灯B」とは別に、深夜の時間帯限定で電気温水器や蓄熱暖房機に電気を届ける専用のタイマー付き回線を使用しています。

そのため、深夜電力を使用する場合、2口分の契約が必要となります。

しかし、電気料金の安い深夜電力は、ほとんどの電力会社が、2016年3月31日をもって、新規加入の受付を終了しています。

つまり、今契約している深夜電力の契約を解除すると、もう深夜電力の契約は結べません。

その後主流となったのは時間帯別電灯契約です。

日中は仕事で家にいなく、生活時間がほぼ夜であるという方は、夜間の電気を使用することが多いので、オール電化住宅に限らず、時間帯で電気料金を変える時間帯別電灯契約の方が安くなります。

電力会社によって、いろいろなプランが出されているため、お住いの地域によってプランは異なりますが、昼間時間と夜間時間に分けて、夜間時間は電気代を安く、昼間時間は電気代を高く設定しています。

夜間の電気料金は、深夜電力並みに安いですが、昼間の電気料金は、従量電灯Bより高くなります。

電気会社は、電気を使用する人が多い日中よりも、電気を使用する人が少ない夜間に電気を使用してくれた方が、需要がひっ迫しなくて助かります。

それで、夜間の電気料金を安く設定できたのです。

夜間時間の設定も「23時~7時」の8時間と「22時~8時」の10時間の設定があり、10時間の方が8時間よりも日中・夜間の電気料金が多少高くなります。

それは、10時間の方が22時に安い電気料金になるから、お客さんが対応しやすいためです。

8時間対応だと洗濯機や炊飯器等電力を多く使用する機器は、23時以降に使わなければ電気料金が高くなることになります。

また、電力会社によっては、一部の電気料金に割引を適用してくれました。

たとえば、北海道電力では、「通電時間を5時間に限定した電気温水器や蓄熱式暖房機を使用している方」「マイコン等の通電制御機能を搭載した電気温水器や蓄熱式暖房機を使用している方」「ヒートポンプ暖房システム等の非蓄熱式暖房機を使用している方」に電気料金の割引をしてくれました。

しかし、この一部の電気料金割引に関しては、夜間時間帯に電気機器を使用してもらうための措置でしたが、昼夜間を通して同等の電気需要となったとの理由で、2012年10月より割引対象の電気料金メニューの新規受付を終了、そして、2026年4月以降順次終了することとなりました。

現在、電力会社は、エコキュートやヒートポンプ式の電気暖房機を使用する方向けに、季節や時間帯によって電力量料金単価が異なるメニューを出しています。

大手の電力会社だけでなく、どんどん参入している新電力会社によって、オール電化だけでなく、個々の生活習慣にに適応した電気料金メニューが作られています。

それも、電力契約メニューが次々に更新しているため、情報がすぐに古くなってしまうほどです。

エコキュートと電気暖房機器

新規でエコキュートとヒートポンプ式の電気暖房機を設置する場合、その地域の電灯契約の内から「時間帯別電灯プラン」か「季節や時間帯によって電力量料金単価が異なる電灯契約」を結ぶことになります。

エコキュートの電力プラン例

◎北海道電力「エネとくスマートプラン」

料金区分時間区分単位単価
基本料金1kWにつき466.40円
電力量料金日中時間(8時~22時)1kWh37.93円
電力量料金夜間時間(22時~8時)
日祝時間(0時~24時)
1kWh28.99円

※2025年6月現在

電力量料金を「日中時間」と「夜間・日祝時間」に分け、日曜日・祝日等は一日中夜間時間と同じ安い料金が設定されています。
「祝日等」とは、「国民の祝日に関する法律」に規定する休日、1月2日、1月3日、4月30日、5月1日、5月2日、12月30日および12月31日をいいます。

◎東京電力「スマートライフS」

料金区分時間区分単位単価
基本料金10Aにつき311.75円
電力量料金日中時間(6時~1時)1kWh35.76円
電力量料金夜間時間(1時~6時)1kWh27.86円

※2025年6月現在

電力量料金を「日中時間」と「夜間時間」に分けています。
「夜間時間」は5時間です。

◎関西電力「はぴeタイムR」

平日の場合

料金区分時間区分単位単価
基本料金最初の10kWまで2,409.40円
電力量料金デイタイム(10時~17時)1kWh夏季:28.87円
その他季:26.24円
電力量料金リビングタイム(7時~10時)
リビングタイム(17時~23時)
1kWh22.80円
電力量料金ナイトタイム(11時~7時)1kWh15.37円

※2025年6月現在

休日扱い日の場合

料金区分時間区分単位単価
基本料金最初の10kWhまで2,409.40円
電力量料金リビングタイム(7時~11時)1kWh22.80円
電力量料金ナイトタイム(11時~7時)1kWh15.37円

※2025年6月現在

電力量料金を「デイタイム」「リビングタイム」「ナイトタイム」に分け、電気料金の高い「デイタイム」を7時間に設定しています。
そして、休日扱い日は「デイタイム」がなくなり、7時から11時まで「リビングタイム」となることで、電気料金が安く設定されています。
「休日扱い日」とは、土曜日、日曜日、「国民の祝日に関する法律」に規定する休日、1月2日、1月3日、4月30日、5月1日、5月2日、12月30日および12月31日をいいます。

また、「平日の場合」の「デイタイム」には、季節料金が適用されており、7月1日から9月30日までの使用電力量は「夏季料金」、その他の期間は「その他季料金」が設定されており、「その他季料金」の方が安く設定されています。

「基本料金」についても、電気をまったく使用されない(使用量が0kWh)の場合の基本料金は半額となり、10kWを超える場合は、1kWにつき416.94円が追加で必要になります。

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エコキュートは、貯湯ユニット(貯湯タンク)とヒートポンプユニット(室外機)で構成されており、ヒートポンプユニット(室外機)の熱交換器で外気の熱を吸収し、貯湯タンクの水にその熱を伝えることで、沸かす時に使用する電力量を1/3程度に低減することができます。

エコキュートのしくみについては、以下の記事を参照してください。

エコキュートの方が価格は高くなりますが、消費電力は低減し、経済的です。

価格から選ぶ

電気温水器とエコキュートの参考価格は以下のとおりです。
※三菱様の価格を参照しています。

電気温水器の価格

4~5人家族に標準的なタンク容量460Lの価格です。(2025年6月現在)

自動風呂給湯タイプ

マイコンタイプ
高圧力型 170kPa
角形
フルオートW追いだき
SRT-J46WD5
高さ2170×幅630×奥行760mm
価格:842,000円(税別)
設置場所:屋内・屋外

自動風呂給湯タイプ

マイコンタイプ
高圧力型 170kPa
角形
エコオート
SRT-J46CD5
高さ2170×幅630×奥行760mm
価格:711,000円(税別)
設置場所:屋内・屋外

自動風呂給湯タイプ

マイコンタイプ
標準圧力型 85kPa
角形
エコオート
STR-J46CDH5
高さ2170×幅630×奥行760mm
価格:628,000円(税別)
設置場所:屋内・屋外

自動風呂給湯タイプリモコンセット

台所リモコン(RMC-JKD5)

浴室リモコン(RMC-JBD5)

RMC-JD5SE(セット形名)
価格:44,000円(税別)

「W追いだき」とは、三菱様の機種に搭載されている「マイルド追いだき」「急速追いだき」の2種類の追いだきモードで、その場に合わせて選ぶことができます。

「マイルド追いだき」
入浴中に浴槽のお湯の温度を上げたい時、身体に負荷がかからないように、一定の速さでやさしく追いだきするモードです。

「急速追いだき」
入浴前に浴槽のお湯が冷めた時、最大能力で一気に追いだきして、設定温度に温めなおすモードです。

給湯専用タイプ

マイコンタイプ
高圧力型 170kPa
角形
SRT-466GU
高さ2170×幅630×奥行730mm
価格:718,000円(税別)
設置場所:屋内・屋外

給湯専用タイプ

マイコンタイプ
標準圧力型 85kPa
角形
SRG-466G
高さ2170×幅630×奥行730mm
価格:656,000円(税別)
設置場所:屋内・屋外

給湯専用タイプ

マイコンタイプ
標準圧力型 80kPa
丸形
SRG-465G
高さ1715×Φ720×奥行791mm
価格:477,000円(税別)
設置場所:屋外

給湯専用タイプ

マイコンタイプ
標準圧力型 80kPa
丸形 スリムタイプ
SRG-465GSL
高さ2013×Φ660×奥行731mm
価格:477,000円(税別)
設置場所:屋外

給湯専用タイプ

マイコンレスタイプ
標準圧力型 80kPa
丸形 タンク容量200L
SR-201G
高さ1709×Φ530×奥行530mm
価格:414,000円(税別)
設置場所:屋内専用

給湯専用リモコン

RMC-9
価格:22,000円(税別)

※時間帯別電灯契約時はリモコンが必須となります。
※時間帯別電灯契約時は満タン沸き増しが利用できます。
※リモコンが同梱されている機種は必ず取り付けが必要です。
※マイコンレスタイプにはリモコンは取り付けできません。

※電気温水器の種類については、下記の記事を参照してください。

エコキュートの価格

4~5人家族に標準的なタンク容量460Lの価格です。(2025年6月現在)

一般地向け(プレミアム)

フルオートW追いだき
ハイパワー給湯
SRT-P467UB
価格:1,440,000円(税別)
対応リモコン:RMCB-H7SE
価格:70,000円(税別)

一般地向け(高機能)

フルオートW追いだき
ハイパワー給湯
SRT-S467U
価格:1,390,000円(税別)
対応リモコン:RMCB-F7SE
価格:70,000円(税別)

一般地向け(高機能)

フルオートW追いだき
高圧力型
SRT-S467
価格:1,320,000円(税別)
対応リモコン:RMCB-D186SE
価格:60,000円(税別)

一般地向け

フルオートW追いだき
高圧力型
SRT-V467
価格:1,220,000円(税別)
対応リモコン:RMCB-D7SE
価格:70,000円(税別)

一般地向け

エコオート
高圧力型
SRT-C467
価格:1,100,000円(税別)
対応リモコン:RMCB-D7SE
価格:70,000円(税別)

一般地向け

給湯専用
高圧力型
SRT-N467
価格:1,070,000円(税別)
対応リモコン:RMCB-N7
価格:37,000円(税別)

寒冷地向け(高機能)

フルオートW追いだき
ハイパワー給湯
SRT-SK467UD
価格:1,410,000円(税別)
対応リモコン:RMCB-F7SE
価格:70,000円(税別)

寒冷地向け(高機能)

フルオートW追いだき
高圧力型
SRT-SK467D
価格:1,340,000円(税別)
対応リモコン:RMCB-F7SE
価格:70,000円(税別)

寒冷地向け

フルオートW追いだき
高圧力型
SRT-VK467D
価格:1,270,000円(税別)
対応リモコン:RMCB-D7SE
価格:70,000円(税別)

寒冷地向け

給湯専用
高圧力型
SRT-NK467D
価格:1,150,000円(税別)
対応リモコン:RMCB-N7
価格:37,000円(税別)

「ハイパワー給湯」とは、三菱様の機種で減圧弁圧力290kPaのタイプです。
「高圧力型」でも、減圧弁圧力は180kPaありますが、水道直圧式の給湯器と比べるとシャワーの勢いが多少弱く感じることがあります。
「ハイパワー給湯」であれば、快適なシャワーが使用可能であり、3階への給湯も可能です。
ただ、「ハイパワー給湯」は、水源水圧が300kPa以上でなければならず、配管の口径は16A、配管長は15m5曲がりまででなければならないという条件があります。

※エコキュートの種類については、下記の記事を参照してください。

エコキュートの補助金制度

給湯省エネ2025事業

経済産業省資源エネルギー庁における「給湯省エネ2025事業」において、性能要件を満たしたエコキュートは補助の対象になります。

エコキュートに関連する部分を抜粋しています。
詳しくは、「給湯省エネ2025事業公式ホームページ」をご確認ください。

事業概要

給湯省エネ2025事業は、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、高効率給湯器の導入支援を行い、その普及拡大により、「2030年度におけるエネルギー需要の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。

名称高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金(給湯省エネ2025事業)
予算580億円(令和6年度補正予算)

補助対象

戸建、共同住宅等によらず、以下のじゅうたくに高効率給湯器を設置する事業

設置する住宅補助対象者
新築注文住宅住宅の建築主
新築分譲住宅住宅の購入者
既存住宅(リフォーム)工事発注者
既存住宅(購入)住宅の購入者

補助額と上限

以下①~③の補助額の合計を補助(②または③を満たさない場合は、①のみの補助となります。)

基本額

導入する高効率給湯器に応じた定額を補助

設置する給湯器補助額(基本額)補助上限
ヒートポンプ給湯器
(エコキュート)
6万円/台戸建住宅:いずれか2台まで
共同住宅等:いずれか1台まで

性能加算額

①の給湯器のついて、加算要件を満たす場合、その性能に応じた定額を補助

設置する給湯器加算要件加算要件内容
ヒートポンプ給湯器
(エコキュート)
A要件インターネットに接続可能な機種で、
翌日の天気予報や日射量予報に連動することで、
昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するものであること。
ヒートポンプ給湯器
(エコキュート)
B要件補助要件下限の機種と比べて、
5%以上CO2排出量が少ないものとして、
aまたはbに該当するものであること。
a.2025年度の目標基準値(JIS C 9220年間給湯保温効率
または年間給湯効率(寒冷地含む))+0.2以上の性能を有するもの、
または、b.おひさまエコキュート
加算要件補助額(加算額)
A要件4万円/台
B要件6万円/台
A+B要件7万円/台

「2025年度の目標基準値」とは省エネ法上のトップランナー制度において定められた基準値です。
この基準値以上の性能を備えたエコキュートでなければなりません。

「おひさまエコキュート」とは、太陽光発電の余剰電力を活用したヒートポンプ給湯器です。
太陽光発電の電気を活用することで、光熱費の削減が可能です。
「おひさまエコキュート」については、2025年度の目標基準値を満たしていなくても対象となります。

撤去加算額

①の給湯器の設置に合わせて、以下の撤去工事を行う場合、その工事に応じた定額を補助

工事の内容補助額(加算額)補助上限
電気蓄熱暖房機の撤去8万円/台2台まで
電気温水器の撤去4万円/台①で補助を受ける台数まで

対象期間

着工期間2024年11月22日以降
交付申請期間申請受付開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)

子育てグリーン住宅支援事業

国土交通省、環境省における「子育てグリーン住宅支援事業」の「リフォーム」より「エコ住宅設備の設置」において、製品基準を満たしたエコキュートは補助の対象になります。

エコキュートに関連する部分を抜粋しています。
詳しくは、「子育てグリーン住宅支援事業公式ホームページ」をご確認ください。

事業概要

子育てグリーン住宅支援事業は、2050年カーボンニュートラル実現に向け、新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯に対して、ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う事業です。

「ZEH(ゼッチ)」とは「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略で、年間のエネルギー消費量から年間で創り出したエネルギー量を引いた収支がゼロ以下になる住宅をいいます。
断熱性能や省エネ性能の向上を図り、太陽光発電等の再生可能エネルギーシステムを導入し、エネルギーを創ることで、建物に使われている冷暖房、換気、給湯、照明等の消費エネルギー量から太陽光発電システム等で創り出したエネルギー量を引いた年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロ以下にします。

リフォーム(新築に対する支援とリフォームに対する支援があります。)

所有者等が、グリーン住宅支援事業者と契約し対象となるリフォーム工事をする場合、リフォーム箇所に応じた補助を行います。

エコ住宅設備の設置

本事業の事務局に登録された型番の製品を使用した工事のみを対象とします。

対象工事内容ごとの補助額

設置台数によらず、設置を行った設備の種類に応じた補助額とします。

エコ住宅設備の種類補助額
高効率給湯器30,000円/戸
高効率給湯器の種類
ヒートポンプ給湯器(エコキュート)
潜熱回収型ガス給湯器(エコジョーズ)
潜熱回収型石油給湯器(エコフィール)
電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯器)

対象期間

対象工事の着手期間2024年11月22日以降に着手したもの
交付申請期間申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)

「子育てグリーン住宅支援事業」は、新築における「省エネ住宅の導入に向けた支援」や「省エネルギー性能の確保の義務化に向けた支援」と既存住宅における「省エネ改修への支援」を行っており、エコキュートの補助は、「エコ住宅設備の設置」の中の「高効率給湯器の設置」に含まれています。

住宅1戸に対しての補助額設定のため、エコキュートの設置については、「給湯省エネ2025事業」の方が高い補助を受けられる可能性があります。

同一製品について、複数の補助事業を重複して申請することはできませんので、申請の際は十分ご検討ください。

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エコキュートは電気温水器より高いですが、補助金制度を活用できれば設置しやすくなります。

エコキュートは、ヒートポンプユニット(室外機)の熱交換器で外気の熱を吸収し、貯湯タンクの水にその熱を伝えることで、沸かす時に使用する電力量を1/3程度に低減することができます。

まとめ

「電気料金」「価格」からの「電気温水器」「エコキュート」の選び方と「エコキュート」の補助金制度についてご説明しました。

電気温水器と蓄熱暖房機を入れ替える場合は、「従量電灯B」と「深夜電力」の契約を継続した方が良いでしょう。

エコキュートとヒートポンプ式の電気暖房機を設置する場合は、その地域の電灯契約の内から「時間帯別電灯プラン」か「季節や時間帯によって電力量料金単価が異なる電灯契約」を結ぶのが良いでしょう。

エコキュートは価格が高くなりますが、補助金制度を活用できれば設置しやすくなります。

ただ、補助金制度には、対象期間があり、予算も上限に達したところでその年度の補助は終了しますので、工事前に補助金を活用できないか、工事業者さんに相談してみましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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