生ゴミ処理機の購入を考えているんだけど、いろいろ種類があるみたいね。
大きく分けると「バイオ式」「乾燥式」「ハイブリッド式」があるそうですよ。
生ゴミ処理機は使い方で選ぼう
「夏場の生ゴミの臭いやコバエに悩まされている方」「三角コーナーやシンクの掃除に悩まされている方」「ゴミの日までのゴミの保管場所に困っている方」は、生ゴミ処理機の使用を考えてみてはいかがでしょうか。
屋外に設置して、家庭菜園等の堆肥として活用を考えている方は、「バイオ式」がおすすめです。
臭いは出ますが、処理容量が大きく、堆肥化しやすい処理機です。
コンパクトな物をキッチンやシンクの上に設置して、こまめに処理をしようと考えている方は、「乾燥式」がおすすめです。
大きさも処理容量もいろいろな種類があり、価格も安い物がそろっています。
キッチンに設置し、価格が高くても、手間いらずの処理機を考えている方は、「ハイブリッド式」がおすすめです。
生ゴミが出たらその都度投入することができ、臭いが気にならない処理機です。
生ゴミ処理機の種類
生ゴミ処理機は、大きく分けて「バイオ式」「乾燥式」「ハイブリッド式」の3種類あります。
バイオ式
生ゴミをかく拌し、微生物の力を借りて、分解する生ゴミ処理機です。
屋外に設置する必要があります。
電動でかく拌するタイプと手動でかく拌するタイプがあり、手動でかく拌するタイプは、「コンポスト」と呼ばれます。
メリット
・生ゴミの処分容量が多く、大家族でも対応できます。
・堆肥化がしやすいので、家庭菜園等を作っている方に向いています。
・電気代が安く、手動でかく拌する場合、電気代はかかりません。
デメリット
・臭いが出やすい処理機です。
・屋外設置タイプであるため、生ゴミを屋外まで運ばなければなりません。
生ゴミの処理容量が多い方や堆肥化が目的の方におすすめです。
価格は、電動で撹拌するタイプで8~10万円くらいです。
手動で撹拌するタイプは、容量で変わりますが、1~3万円くらいです。
乾燥式
温風を使用し、生ゴミを乾燥させる処理機です。
屋内に設置します。
処理機の中に生ゴミをセットし、乾燥させることで、生ゴミの体積を減らします。
メリット
・屋内設置ができます。
・大きさも処理容量もいろいろな種類があり、価格も安い物がそろっています。
デメリット
・生ゴミを乾燥させる時、焦げたような臭いがします。
・乾燥した生ゴミは、取り出して、廃棄しなければなりません。
・処理機内の生ゴミ容器を取り出して、水洗いする必要があります。
・ヒーターを使用するため、電気代がかかります。
・乾燥した生ゴミを土に混ぜても、堆肥化するのに時間がかかるため、動物に荒らされることがあります。
価格は、2~8万円くらいです。
ハイブリッド式
生ゴミをかく拌し、微生物の力を借りて、分解する生ゴミ処理機です。
ハイブリッド脱臭システムを採用し、屋内に設置します。
メリット
・かく拌の動きがゆっくりのため、分解処理する音が静かです。
・自動省エネ機能搭載で、電力を大幅カットします。
・ハイブリッド脱臭システムのため、臭いが少ないです。
・臭いが少ないため、ペットの糞も処理することができます。
・分解力が強く、中身がほとんど増えませんので、内容物を毎回取り出す必要がなく、洗う必要もありません。
・分解処理していますので、堆肥として活用しても、動物に荒らされる心配はありません。
・メンテナンスは、基本的に必要ありません。
デメリット
・価格が高い商品です。
価格は、12万円くらいです。
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「ハイブリッド式」室内用生ゴミ処理機「ナクスル」
高価格な商品ですが、質の高い、手間のかからない生ゴミ処理機です。
「簡単処理」
内容物が増えませんので、中身を都度取り出す必要がありません。
生ゴミを入れると、全自動で作動します。
微生物が生ゴミを空気に分解します。
全自動なので、電源ボタンを押す必要がなく、処理が終わるのを待つ必要もありません。
バイオ剤は定期的な交換が必要ありません。(ただし、中身が限界線まで溜まったら、取り出す必要があります)
「強力脱臭」
ハイブリッド脱臭システムを採用しています。
一層目で殺菌、消臭し、二層目で臭い成分をさらに分解吸着、三層目で残った臭い成分を除去します。
「省エネ設計」
自動省エネ機能搭載で、未使用時の電力を大幅カットします。
「静音設計」
中の棒のかく拌によって空気を送り込み、生ゴミの分解を助けています。
その動きがゆっくりのため、とても静かです。
「良質な堆肥として有効活用」
内容物はそのまま堆肥として利用できます。
「乾燥式」の生ゴミは、土に混ぜても、堆肥化するのに時間がかかりますので、動物に荒らされることがありますが、「ハイブリッド式」は、分解処理していますので、動物に荒らされる心配がありません。
「ペットの糞も処理できる」
臭いを出さないので、ペット(犬)の糞を入れることができます。
「メンテナンス」
内部の洗浄等日々の手入れは、基本的には必要ありません。
使用していく中で、フィルターが汚れたら掃除をしてください。
脱臭殺菌機能を担うUVランプが消耗した場合は、交換してください。
バイオ剤の分解力が衰えたと感じる場合には、交換してください。
「スペック」
製品名 | 室内用生ゴミ処理機ナクスル |
処理方法 | ハイブリッド式 |
最大処理容量 | 1~1.5kg/日 |
電源 | AC100(50/60Hz)) |
消費電力 | 60~90W |
定格電力 | 470W |
騒音レベル | 30db以下(17.3db~23.2db) |
商品サイズ | 幅385mm×奥行430mm×高さ580mm |
本体重量 | 18kg(バイオ剤含む) |
機能 | 「全自動処理」 「自動節電モード搭載」 「脱臭機能」 「除湿機能」 |
室内用生ゴミ処理機「ナクスル」販売価格は、116,000円(税込127,600円)です。
この商品は、「各自治体の助成金対象商品」です。
各自治会の助成金対象商品
「生ゴミ処理機」は、自治体で「助成金の対象商品」となっている場合が多くあります。
市町村の環境対策を担う課が窓口となって、助成金の上限を設け、商品金額の1/2を助成してくれる自治体が多いです。
助成金の申請が、商品購入前であることもありますので、商品購入前にお住いの役所にご確認ください。
もし、お住いの市町村に「助成金支給」の制度があり、助成金の上限が3万円で、商品金額の1/2を助成してくれるなら、6万円の商品が3万円で購入できることになります。
性能が高く、手間がかからない商品が購入可能かもしれません。
まとめ
「生ゴミ処理機」について、大きく分けた「バイオ式」「乾燥式」「ハイブリッド式」をご説明しました。
家庭菜園等を作っていて、大きめの処理機を庭に設置し、生ゴミを堆肥として活用したい方は、「バイオ式」を選びましょう。
処理機の内容物を手動でかく拌する物を選べば、電気料金もかからず、堆肥化が可能です。
処理機をキッチンに設置し、こまめな処理を考えている方は、「乾燥式」を選びましょう。
商品の大きさや処理容量、値段等いろいろな種類がありいます。
商品の値段は多少高くても、電気代が安く、臭いが少なく、手間がかからない処理機をキッチンに設置しようと考えている方は、「ハイブリッド式」を選びましょう。
生ゴミ処理機に助成金が支給される地域にお住まいの方であれば、価格の半分の出費ですむかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。